2018-04-04 第196回国会 衆議院 法務委員会 第6号
配付資料の四も見ていただきたいと思うんですが、これは先ほど紹介した当委員会の再審制度調査小委員会、これの第四回目の審議の際に、安倍治夫アジア極東犯罪防止研修所教官が陳述した部分であります。 「再審制度は実態的真実のために法的安定性を犠牲にする非常救済手続であるから、これを運用するにあたっては慎重を旨とし、いやしくも濫用にわたってはならないことは云うまでもない。」
配付資料の四も見ていただきたいと思うんですが、これは先ほど紹介した当委員会の再審制度調査小委員会、これの第四回目の審議の際に、安倍治夫アジア極東犯罪防止研修所教官が陳述した部分であります。 「再審制度は実態的真実のために法的安定性を犠牲にする非常救済手続であるから、これを運用するにあたっては慎重を旨とし、いやしくも濫用にわたってはならないことは云うまでもない。」
この一枚目は、一九六二年に、まさにこの当委員会に設けられた再審制度調査小委員会の議事録であります。 この小委員会というのは、大正時代に起きた事件の被告とされて、その後約半世紀にわたって冤罪を訴え、最終的には一九六三年に再審無罪をかち取った吉田石松、いわゆる吉田巌窟王事件というものを契機に、一九六三年に確定したものですから、その前後に開かれた委員会であります。
しかし、この再審制度の改善というものが確定判決、いまの地裁、高裁、最高裁の確定判決に至るまでの制度、システムに大きな動揺を与えてはならぬという考え方も一部にはございますが、しかしそれとの調整もまた可能ではないかという考え方をいたしますがゆえに、直ちにということではございますまいが、少なくとも情勢は熟してきたのではないか、それが私が理事会において各党からなる再審制度調査小委員会を設置して、多少の時間はかけてもこういうような
そこで、日弁連におきましては、吉田石松翁の再審事件をきっかけとして、現行再審制度を緩和するために、改正要綱をつくって政府に申し入れましたところ、衆議院法務委員会では、再審制度調査小委員会を特設してくださいまして、学界や実務家の意見を徴されたのであります。ところが、議会の解散によって中止となって、今日に及んでおります。
このような国民の声に応じて、先年衆議院法務委員会は再審制度調査小委員会を設けて現行再審制度の欠陥を究明しようと試み、またこれに呼応して、日本弁護士連合会は、刑事訴訟法第四編(再審)中改正要綱を発表して、再審制度の全面的改正を提案したのでありますが、再審制度の全面改正は刑事訴訟法の根幹を左右する大問題であり、かつその影響するところも多大でありますために、再審に関する全面的法改正の機運はいまだ必ずしも熟
例の吉田石松さんの事件をきっかけとして、私は、本委員会におきまして、御案内のように再審制度を根本的に改める必要があるのではないかということから、再審制度調査小委員会というものを設けてもらいまして、各方面の識者に本委員会に来ていただきまして、調査が進められてまいったことは御承知のとおりであります。
したがって、当委員会で再審制度調査小委員会が持たれている、そのほうに移しまして、坂本参考人を呼んでいただきまして、私もいろいろな参考書類を持っておりますので、その際、つぶさに調査をしたいと考えております。 ただこの事件は、単なる訴訟手続の問題ではないと思います。
私のほうから、私が直接電話をもちまして、衆議院の再審制度調査小委員会の林委員長に、僕としてはこういうふうな考え方を持っておる、法務省で今せっかく再審制度について検討しておるから、そういう内容等を安倍検事に知ってもらって、そうして自分の責任で自分の意見を述べられることはけっこうだと思うけれども、そのことについて安倍君はまだ何も知らないはずであるから、どういうものだろうかと私のほうから林委員長に相談をいたしまして
そこで、そのときに再審制度調査小委員会の委員長から私のほうにそういう照会がありましたので、実は、再審制度については、法務省自体も今検討をしておる、したがって、あまり急な話であるから、法務省の再審制度に対する考え方というものを安倍君はまだ知っていないはずである、できるだけ今度の小委員会の参考人としての安倍君の出頭については延ばしてもらえないだろうかという申し入れをいたしまして、それを小委員長が委員会に
そこで、ことしの三月十五日、衆議院の法務委員会再審制度調査小委員会、このときに安倍治夫という人が呼ばれた。どういうわけで参考人として安倍という人が呼ばれるようになったか、その経過はこれは私よく知らないわけです。
○中垣国務大臣 再審制度につきましては、本委員会における再審制度調査小委員会の結論につきましては、私は非常に期待を持っている一人であります。でありますから、再審制度の参考人として出席するということ自体に反対したことは、これは一ぺんもございません。
○猪俣委員 大臣も御存じのように、安倍検事は当衆議院の再審制度調査小委員会へ参考人として御出席願い、いろいろ再審制度についての御意見を承った。そのときに何かわれわれが予定した期日には、法務省のほうから故障が出て出られないということで、それでまた小委員長と法務省と交渉されたのでありますが、了解がついて、次回に出てこられたといういきさつがあるわけであります。
そこで再審規定に関する法の不備につきましては、日本弁護士連合会におきまして、司法制度調査会が案を作成して当法務委員会の再審制度調査小委員会に提出してあるはずでございますが、私はここに吉田翁の五回にわたる再審手続を顧みまして、裁判官の審理の粗雑あるいは法適用の誤りを指摘いたしまして、御参考に供したいと思います。
吉田翁の事件を契機といたしまして、昨年の三月、当委員会では再審制度調査小委員会を設置いたしまして、自来私が小委員長として、法務委員与野党をあげて再審制度、現行刑事訴訟法の再審規定の再検討につき熱心な審議を続けてまいったのであります。すなわち、その間におきまして本日御出席をいただきました円山、後藤両弁護士を初め、松尾、植松両刑法学者等を参考人として招きまして貴重な御意見を承ったのであります。
○林小委員長 これより再審制度調査小委員会を開会いたします。 再審制度に関する件について調査を進めます。本日は、本件について参考人より意見を聴取いたします。 御出席の参考人の方を御紹介いたします。アジア極東犯罪防止研修所教官の安倍治夫君でございます。安倍参考人には、御多忙中のところ御出席いただきまして、まことにありがとうございます。
なお、参考人の意見聴取は、来たる二十二日再審制度調査小委員会において聴取することといたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時五分散会
しかるに衆議院の当法務委員会におかせられましては、早くも這般の消息について国民のために深くおもんばかりをされまして、この再審制度調査小委員会をおつくり下さいまして、着々として御調査をいただいておりますことは、私ども弁護の任に当たる者といたしましても、またこれを総括いたします日本弁護士連合会といたしましても、感謝にたえない次第であります。
○林小委員長 これより再審制度調査小委員会を開会いたします。 再審制度に関する件について調査を進めます。本日は、本件について参考人より意見を聴取いたします。 参考人には御多忙中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本件について忌憚のない御意見を承ることができれば幸いと存じます。
なお、参考人の意見聴取は再審制度調査小委員会において聴取することとし、その人数及び人選は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
そして適当な機会にこれは明らかにしたいと思うのでございますが、この点につきましても、一つこの前の猪俣委員に対する御答弁のように、慎重にお願いをしたいということと、これは大臣に対する要望ではございませんが、本委員会には再審制度調査小委員会というものがございまして、林先生が小委員長をやっておられるわけであります。
再審制度について調査をなすため、小委員十名よりなる再審制度調査小委員会を設置いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
最後にもう一点、第四、その他の改正については、法務委員会再審制度調査小委員会会議録第一号所載の後藤参考人の述べられた改正点を援用すること。これはこの記録を見ますと八項にわたって述べられているのでありますが、しかし私に言わせると、日弁連が出しましたこの改正は手続に関する改正点が多くて、実質再審の理由にあまり触れていないので、第一、第二、第三を申し上げた次第であります。
○林小委員長 これより再審制度調査小委員会を開会いたします。 再審制度に関する件について認否を進めます。 本日は本件について参考人より意見を聴取いたします。 御出席の参考人の方をご紹介いたします。弁護士の磯部常治君でございます。 磯部参考人には御多忙中のところ御出席いただきまして、まことにありがとうございます。本件について忌憚のない御意見を承ることができれば幸いと存じます。
○高橋委員長 なお、閉会中、再審制度調査小委員会において、再審制度について参考人の出頭を求め、その意見を聴取することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
本会期中、再審制度調査小委員会を設け調査を進めて参りましたが、閉会中審査案件が付託された場合は、なお引き続き再審制度調査小委員会を存続し、調査を進めたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
再審制度について調査をなすため、小委員五名よりなる再審制度調査小委員会を設置いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
本会期中、再審制度調査小委員会を設け調査を進めて参りましたが、閉会中審査案件が付託された場合は、なお引き続き再審制度調査小委員会を存続し、調査を進めたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林小委員長 これより再審制度調査小委員会を開会いたします。 再審制度に関する件について調査を進めます。 本日は、本件について参考人より意見を聴取いたします。 御出席の参考人の方々を御紹介いたします。弁護士の後藤信夫君及び東京大学教養学部助教授の松尾浩也君の二名でございます。なお一橋大学教授の植松正君は後刻出席下さることと思います。